刑事事件 その7

性犯罪事件の被疑者弁護を担当しました。

被疑者は、当初から、一貫して被疑事実を否認していました。

また、被疑者の供述等から、状況的に客観証拠が乏しいと推認しました。

その上で、弁護活動としては、頻繁に接見し、取調べへの対応等を説示して被疑者を支えるのと同時に、担当検察官に対して無罪主張と(公判となった場合の)対決姿勢を伝える等いたしました。

最後までどうなるか予測が困難でしたが、最終的な刑事処分は不起訴となり、被疑者から喜びの声をいただくことができました。

 

弁護士 北野 岳志

2023年10月03日