解決した交通事故事件について報告します。
◎ 経緯
1. 事故発生
場所:三重県松阪市内の狭路交差点付近
A車両が交差点に接近したところ、B車両が交差道路から左折後に交差点付近で停止。
Aさんが右折のためB車両の横で停止したところ、B車両が左後方へ後退し、B車両右前部がA車両右側面に衝突(1回目)。その後、B車両が再度左折し、再びA車両に衝突しました(2回目)。
2. 保険会社との交渉
過失割合について双方の主張が大きく対立し、解決に至りませんでした。
3. 弁護士受任
Aさんの依頼を受け、ドライブレコーダー映像・現場幅員・道路交通法等を踏まえ、後退開始の不合理性、注意義務違反、再衝突の危険性を詳細に主張しました。
しかし、相手保険会社の対応に変化はなかったので、提訴に踏み切りました。
4. 訴訟
双方が複数回準備書面等を提出し、事故態様・過失割合を激しく争いました。
当方はA側過失ゼロを主張し、他方、B側はAの過失8割を主張しました
その後の和解交渉にて、当方は「(Bの)後退の危険性」「再衝突の不合理性」等を強く主張し、A側の過失よりB側の過失が大きくなる内容でなければ和解には応じられない等と述べました。
最終的に、過失割合 3:7(A:B) での和解が成立しました。
◎ まとめ
相手方は当初、「Aに8割の過失」と主張していましたが、最終的には A側3割・B側7割とする内容で和解を成立させることができたため、実質的には大幅に有利な結果を導くことができました。